お久しぶりの更新です。

なかなか更新が遅れてしまいすいません。

梅ベタスタッフです。

先日、YouTubeの方に繁殖のショート動画を

上げさせて頂きました。




短い動画だったので、なかなか繁殖について説明するのは難しかったので…

繁殖について少し書かせて頂きます。

まず繁殖にはベタを傷つけてしまう
リスクがあります。

相性もあるのでメスがオスを攻撃した場合は
​直ちに中止してあげて下さい。

たくさん生まれるのでその覚悟を持って
繁殖はおこないましょう。

ただ上手くやれば傷付かない
場合も多い事をご理解ください。

繁殖に必要なもの梅ベタ仕様

水槽5リットル程度
水槽20リットル以上
コレクションケースSかM
温度計
網小さめのもの
ヒーター温度調節機能があるもの。
マジックリーフ
水草・メスが隠れる為
(マツモ、アナカリス)
スポイト
(水作マルチスポイトがオススメです。)
ゼオライトの石
PSBバクテリア
ブラインシュリンプ
ハッチャー
エアレーション


この辺りは最低限必要です。

あとは健康なオスベタと
健康なメスベタです!
抱卵しているメスベタは生後(4.5ヶ月)くらいである程度お腹が膨らんでいれば大丈夫です。
同じ種類(例プラカット✖️プラカット)
でなくても繁殖は出来ます。
オスと同じかオスより小さいメスでないと上手く
巻きつけて産卵が出来ない場合もあるので、
サイズ感も選ぶ上で重要です。


まず必要なものとして、水槽です。

初めは5リットルの水槽

大きくなるにつれて水質の管理がしやすい20リットル程度の二つの水槽を用意して下さい。

よくバケツやプラスチックのケースに蓋をしてそっとしておくという、方法を耳にしますがあまりオススメはできません。

なぜかというと💡

ベタの行動が見れないという事はオスがメスを傷付けている事も分かりませんし、ベタが卵を食べてしまっていても気がつかない事が多いからです。

明るくても繁殖は狙えるので大丈夫です!

まず5リットルの水槽に
水を作ります。普段の飼育水で構いません。
水量は5リットル水槽の半分くらいの水量で
大丈夫です。

ヒーターの温度は28度くらいに設定して下さい。

そこにマジックリーフを一枚浮かべます。

半日くらいしたらタンニンが滲み出てくるので
 

オスのベタを投入します。

ブラックウォーターの水に慣れさせます。

この時点では泡巣を作る子もいれば全く作らない子もいます。

次の日…

メスをコレクションケースのまま水槽に入れます。

この時水槽の水を使ってもOKです。

水位が同じになるように調整してあげます。

このメスを入れたお見合いでオスの泡巣作りが
加速します。

ここから一日で泡巣を作らなかったりするオスはやめた方がいいです。(相性や体調などもあるので)

そのまま1日半から2日はオスにメスを意識させて慣れさせます。

このお見合いの時間をしっかり取る事が怪我をさせない為にとても大事だと考えています。

コツとしてはお互いがあまり意識せず、超接近した時だけフレアリングをするくらいまで、慣れさせると繁殖まで攻撃する回数がグッと下がると思っています。


約2日間お見合いをさせてオスの泡巣が大きくなってきたら、(泡巣が見えていなくてもマジックリーフの裏に作っている事も多いです。)

メスを投入します。この瞬間からエサは一切あげません。

この日はなるべく目の行き届く日にしてあげて下さい。監視体制です。

はじめはオスがメスを追い回します。

オスが泡巣の下で待機するまで

なかなか二人の距離が縮まらないですが

少し離れてみてあげましょう。

その気になるとオスがメスを呼び始めます。

メスにちょっかいを出して泡巣の下にすぐ戻る。

この行動が出てきたらオスのスイッチはオンです。

メスはそれに気づいて泡巣の下に行くと産卵が始まります。

感動的瞬間なので、是非見て欲しいです。

この産卵はかなり個体によって時間も違うので

終わったというタイミングはオスとメスが離れて近づかないでいてメスのお腹も少しスリムになっていれば産卵終わりのサインです。

このタイミングでメスを救出します。

産卵が終わったメスはとても疲れているので、
塩浴をしてあげましょう。

オスは卵の世話をするのでまだ働いて貰います。
(食卵してしまうオスもいるので様子を観察しましょう。)

卵は2日ほどで孵化します。

孵化をすると泡巣にぶら下がっているのですぐに
分かると思います。

孵化したらPSBを水槽に少しの水に加えて投入します。

オスを取り出すタイミングはぶら下がっている稚魚が横に泳ぎ出し自分で泳ぐようになれば、網で優しく取り出しましょう。
オスも疲れているので塩浴させてあげましょう。
(この時エサのやりすぎには注意が必要です。
一粒二粒から徐々に増やしていきましょう!)


ここからは人の手で大きくしてあげます。




繁殖が成功してからの管理については

後編にてご説明します。












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